寝坊による始末書の例文とその書き方を紹介します。
社会人にとって自己管理は最も大切なことですが、寝坊による遅刻は頻繁に繰り返すと
上司や先輩から本人の仕事をする気が無いのではないかと思われてしまうので場合によっては
始末書の提出を求められます。
その例文を、紹介します。
YYYYY年MM月DD日
__部__課(役職)__殿
__部__課__(本名フルネーム) 印
始末書
私、__(本名フルネーム)は日頃の業務終了後および休日の自由な時間中の過ごし方の
不摂生のため、睡眠時間の支障をきたし、通勤に対して、NN回の遅刻を繰り返しました。
これは、自らの社会人としての責任能力の欠如に伴うことですので深く反省しております。
会社ならびに業務関係者に対しまして多大なご迷惑をかけたことを重ねて深くお詫び申し上げます。
今後は睡眠時間の確保のため、業務終了後や休日の自由な時間にも成人としての
常識を持った行動を心がけ、必ず始業時間の前に出勤する事を約束致します。
今後はこのような不始末のないように心がけますことをお誓い申し上げ、ここに始末書を
提出いたします。
始末書の書き方ですが、書く際に心がけることは3点あります。
1点目は、寝坊をしてしまった事は何が原因であるかを具体的に書くことです。
「朝に弱いから」や「眠かった」と言った原因の書き方では対策を考えることが出来ないので原因としては承認されません。
また社会人であると言う自覚が抜けていたと言う事も記述すべきです。
2点目は、迷惑をかけた相手への謝罪です。
寝坊による遅刻が自分の部署の関係者だけでなく、他の部署の関係者へ迷惑をかける場合もありますし、寝坊が原因で他社のお取引先の方への打ち合わせに遅刻した時などは社外にも大変な迷惑がかかりますのでしっかりとした謝罪が必要となります。
3点目は寝坊の原因に対して本人が今後どのようにして改善していくかを具体的に書くことです。
これは会社への約束であるため、本人の固い意志のもと「自らを戒めます。
」と言う誓いの意味を込めていますので適当な事は書かずに、相手に「良し分かった。
」と納得させる言葉を書きましょう。
そして例文でもあるように文末には、不始末を二度と起こさないと言う誓いも必要となりますので
これは必ず書きましょう。