始末書の折り方や封筒の注意点
始末書とは、業務などで規則違反や過失を犯した際に、謝罪をし、事実関係を明らかにする事と再発させないことを誓約するための書類です。
会社等、社内に提出をします。
似たような書類に顛末書がありますが、大きな違いがあります。
顛末書の「顛末」とは事の始まりから終わりまでが記されていることを指します。
このようなことから顛末書は事実関係を明らかにすることに意味があります。
始末書がミスに対する謝罪に意味があることに対し、顛末書はこれからのミスが起きないように対策を練る為の資料として扱われるために、余計な謝罪文は不要なのです。
始末書を作成する際にはこの違いを知った上で作成することが大切です。
通常あまり提出することのない書類なので、始末書を作成するときの折り方や封筒のことについて分からない事が多いと思いますので説明をします。
スポンサーリンクまずは封筒への入れ方です。
これは特別な決まりはありません。
会社や渡す相手によって入れ方がかわってくるという事もありません。
使用するサイズはB5サイズが一般的ですが、サイズについては会社の様式がある場合もあります。
通常の手紙と違う点は封を行わないという事です。
また、このような改まった書類を提出する場合は茶色のものは使用しません。
白色の縦長で長型4号(定形)の和封筒を使用します。
二重袋になっていると尚良いです。
次は折り方についてです。
これも一般の手紙と同じです。
和封筒3つ折りの場合には、全体のバランスを確認して便箋の下3分の1を折りあげます。
次に上の3分の1を丁寧にかぶせるようにおります。
書き出しが左上になるように便箋を封筒に入れます。
これは、右手で取り出した時にすぐに読めるような配慮です。
このような点に気をつけて作成しましょう。
提出は直属の上司か社長に渡します。
渡す相手は会社の規模によって異なるので確認をしましょう。